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6月, 2024の投稿を表示しています

人生相談(スキャンダルに遭った女性)

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プライバシーに配慮して、実際にあった相談をもとに大幅に改変した上で創作したものを掲載しています。 (相談) 20代女性の母親からの相談です。 娘さんが、表向きは異性と交際していないとしていましたが、男性との交際が知れて、周囲から叩かれているそうです。 娘さんの状況を知りたいことと、どうすればよいかという内容です。 [回答] 娘さんを分析しました。 周囲からの叩きに対して、それを押し返そうとする気持ちが顕在意識にあるのを、まず感じました。 しかし潜在意識は何も影響を受けていないようで、トラウマも感じませんでした。 そして今の現実を嫌だと思う気持ちも、現実から逃げる気持ちもないのを感じました。 それらを説明し、回答しました。回答の一部を掲載します。 「お嬢さんは、今は現実と闘っていますが、いずれ乗り越えます。これくらいのスキャンダルに負ける人ではありません。」 「お嬢さんの今後ですが、しばらくは今回の件に関する自虐ネタを話す状態が続くことになるでしょう。しかし意外なことに、その状態は会話の訓練になります。そしてそういう素直さで、今後も周囲から愛されます。」 「今は、これまでになかったパターンの会話のノウハウを積む時期と思って、仕事をしていって下さい。あとは、これまで通りでいいでしょう。今後を悲観する必要はありません。」 □メインサイト(木村宏一の人生相談) https://www.kimura-kouichi.jp/

人生相談(自己管理を求める店長)

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 プライバシーに配慮して、実際にあった相談をもとに創作したものを掲載しています。 (相談) 20代女性からの相談です。 レストランで料理人として働いており、仕事やプライベートに関する相談を受けました。 そのうちの一つで、店長(男性)から仕事のことでがみがみと言われ、自分がこの店に向いていないのかな、と疑問に感じているそうです。 どうすればよいのか、という内容です。 [回答] お店のWebサイトに載っている店長の画像で、店長を分析しました。 パワハラする感情は感じられませんが、妥協できない職人気質があるのを感じました。また、自分のことは自分で管理して解決してほしい、という意向を持っているのを感じました。 それらを説明し、回答しました。回答の一部を掲載します。 「店長は、自分のことは自分で管理して解決してほしい、という気持ちを持っています。つまり、自己管理できることをあなたに望んでいるようです。」 「自己管理ですが、自分で目標をたててそれを実行する、自分で計画をたててそれを実行する、といったことです。」 「とりわけ店長さんとうまくやっていくコツは、自己管理という言葉をときどき出すことです。自己管理のレベルを上げられるようになってきました、とか××を焼くのに自分として3分プラスマイナス10秒以内を目標にしており今後はもっと精度を高めます、といったことをときどき言えば効果的です。」 相談後しばらくしてメールがあり、自己管理のレベルを上げる話をしたそうです。そしたら店長は、分かってきたじゃないか、という表情をしたそうです。 その後、店長ががみがみ言うことは、明らかに減ったそうです。 □メインサイト(木村宏一の人生相談) https://www.kimura-kouichi.jp/

人生相談(活躍したい女性)

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 プライバシーに配慮して、実際にあった相談をもとに創作したものを掲載しています。 (相談) 商社に勤める30代女性とのメール相談です。 相談内容は仕事と生活に関するものでしたが、その中の一つを取り上げます。 営業で外回りをしているそうですが、内勤の職種に異動を希望するか迷われているそうです。 [回答] メールに添付されている画像で、相談者を分析しました。 顕在意識では、現在の生活に対する不満が渦巻いていました。 しかしその下の潜在意識では、あちこち飛び回りたいという気持ちを感じました。つまり、仕事であちこちに行きたいという気持ちです。 それらを説明し、回答しました。回答の一部を掲載します。 「外回りで辛いことが続いたようで、今は一時的に営業が嫌になっているようですが、潜在意識では外回りで活躍することを望んでおられます。」 「異動願いをだそうと思っていても、自分であちこち飛び回る仕事を選択するか、そのような仕事に就く巡りあわせになります。」 そのような巡りあわせになるとは、そういう導きがあるということですか、と質問がありました。 「そうです。現実は意識の反映であり、自分が望んだことが現実化していきます。この望んだことですが、顕在意識ではなく潜在意識で望んだことです。」 「そして潜在意識で望んだことを実現するよう、日常での言動や判断が影響を受けます。これが引き寄せの法則ですが、自分の行動を長期的に導くのが潜在意識であるということです。」 □メインサイト(木村宏一の人生相談) https://www.kimura-kouichi.jp/

人生相談(自己中心的な妹さん)

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 プライバシーに配慮して、実際にあった相談をもとに創作したものを掲載しています。 (相談) 男性からの相談です。 メインの相談の後で、相談者の妹さんに関する相談が出ました。 妹さんは自己中心的な性格で、これまで何度も周囲とトラブルを起こしてきたそうです。 何とかないか、という内容です。 [回答] 妹さんを分析しました。 周りに対して防御の気持ちを、持っていることを感じました 人の言うことは聞かず、内にこもるような気持ちです。 防御の気持ちですが、数か月は経っているような習慣化された状態のようでした。 それらを説明し、回答しました。回答の一部を掲載します。 「妹さんは何か出来事があって、それが堪えている状態のようです。因果応報は受けていますよ。」 「妹さんの本質的な性格は変わらないでしょうが、色々な目に遭って角は丸くなっていくようです。」 「この状態なら、妹さんに対して何もしないほうがいいでしょう。抑えつけるようなことは言わないほうがよいでしょう。」 □メインサイト(木村宏一の人生相談) https://www.kimura-kouichi.jp/

人生相談(おとなしいご主人)

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 プライバシーに配慮して、実際にあった相談をもとに創作したものを掲載しています。 (相談) 40代主婦との面談です。 医者であるご主人が大人しい性格で、友人の一人から出費を強要されるそうです。 出費の強要ですがお金を借りることではなく、一緒に飲みに行ったときに支払いを押し付けられたり、一緒に旅行に行った場合には旅先での支払いを押し付けられるといったことだそうです。 ご主人が飲みに行ったままその日は帰らず、翌朝帰ってきたことがあったそうで、事情を聞いても答えなかったそうです。 心配なので、相談したいということです。 [回答] スマートフォンの画像で、ご主人を分析しました。 私が折れたら問題ないといった気持ちと、現状維持で生きていきたい、という気持ちを感じました。 その一方でお医者さんからの相談でよく感じる、リスクを徹底して避けようとする意向も感じました。 隠し事とか、心に闇を抱えているといった気持ちは感じませんでした。 それらを説明し、回答しました。回答の一部を掲載します。 「お医者さんとの相談もありますが、誰もがリスクを徹底して避ける習慣があります。ご主人にもそれを感じます。」 「隠し事もないようですし、リスクを避ける行動はとっているようなので、朝帰りのことは気にしなくてもよいでしょう。」 「ご主人の体調から感じることですが、年齢的なものから今後は、飲み歩いたり旅行にいくのが少ししんどく感じるようになります。それをきっかけにして、友人との付き合いを減らすことができます。」 「また、あなたがご主人と今後の人生設計と仕事への取り組みを話し合われていけば、いろいろな問題がセットで解決できるように思います。」 □メインサイト(木村宏一の人生相談) https://www.kimura-kouichi.jp/

人生相談(仕事で萎縮してしまう)

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 プライバシーに配慮して、実際にあった相談をもとに創作したものを掲載しています。 (相談) 30代の男性とのメール相談です。 仕事がうまくいかずに悩んでいるそうで、精神的な負担が大きいそうです。 会社で働いていますが、人事異動や得意先の変更など、環境の変化が負担になっているそうです。 カウンセリングを受けたことがあり、不安神経症と言われたそうです。しかし、カウンセリングではそれ以上進むことはなかったそうです。 この精神的な負担をこれまで何とかしのいできましたが、最近になって昇進の話が出たそうです。 さらに責任が重くなるので自分に務まるのかと気になり、重圧で精神的に押しつぶされそうになったため、救いを求める気持ちで相談を申し込まれたそうです。 [回答] 相談者を分析しました。 潜在意識に、自分を締め付けようとする萎縮の想いがあるのを感じました。 それを1回目の回答として相談者にメールで説明しました。相談者からの2回目の相談メールで、萎縮に関するこれまでの人生でのできごとが送られてきました。 そのできごとと、潜在意識で感じたことをまとめると、次のような経緯であることがわかりました。 高校時代に何度か大きな失敗をして、親友からの言葉にショックを受けて、萎縮した日々を送ったそうです。 しかし大学時代は一転してスムーズに物事が進む日々を送って、それ以前の萎縮した日々は意識の底に沈んでいったようです。 就職してからも仕事はスムーズに進んだそうですが、一度大きな失敗をしてから潜在意識にあった萎縮していた想いが浮かび上がり、後は萎縮を繰り返す悪循環が始まったようです。 これらを説明するとともに、「まず潜在意識にある萎縮の想いを、解放させる必要があります。きっかけとなった、高校時代のお友達の写真を、メールに添付して送ってもらえませんでしょうか?」と2回目の回答メールを送りました。 3回目の相談メールに添付されていたお友達の写真で分析しました。お友達は自分に厳しい性格で、その厳しさを相談者に対してもぶつけていたことを感じました。つまりお友達が自分に課していることを、相談者にも要求していたことが分かってきたということです。 そのことを説明し、大学時代はお友達と離れたのでスムーズに生活が展開するようになったこと、お友達とあなたでは気質が違うし、あなたが大きな失敗と感じたことはお友達は単なる

人生相談(AD/HDのお子さん)

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 多動傾向に関する相談の記事に反響があります。 人生相談(多動傾向に合う仕事) https://naikan-jinseisoudan.blogspot.com/2024/05/blog-post_22.html そのため第二弾をお送りします。なおプライバシーに配慮して、実際にあった相談をもとに創作したものを掲載しています。 (相談) 中学生の男の子をもつ母親との面談です。 3番目の相談事項として、お子さんが発達障害で心療内科に通ったそうです。 診断では発達障害の中でも、注意欠陥多動性障害(AD/HD)だそうです。長時間落ち着いて座ることができなかったり、約束や用事を忘れることが時々あるそうです。 子供のことで何か分かることがあれば教えてほしい、という内容です。 [回答] お子さんを分析しました。 気になる(興味がある)範囲が広すぎて一つの物事に集中できない、という状況が伝わってきました。 意識を絶え間なくあちこちに向けているので、精神的に疲れやすく、また精神的に疲れたらミスが出やすく物事に取り組む気力がなくなる傾向も感じました。 それらを説明し、回答しました。回答の一部を掲載します。 「私は医者ではありませんので、診察も治療も行えません。心療内科の先生の判断が第一で、私の説明は民間療法のようなものとしてお聞きください。」 「まず、お子さんが自分で。精神(意識)をリラックスさせる習慣を身に着けることが第一です。私がこれから話すことを、お子さんに伝えてください。」 「精神と肉体のバランスをとる必要があり、適度な運動が効果的です。球技や格闘技もいいですが相手のいるので、マラソンのように一人で行えるものがよいでしょう。肉体を高めることは、精神に良い影響を与えます。」 「精神をリラックスさせる習慣を取り入れて、運動が続けられていたら、現時点ではそれでよしとするべきだと私は思います。10代のうちはどんどん成長して変わっていきますから、お子さんの様子を見て無理なくできることを続けていけば十分と思います。」 □メインサイト(木村宏一の人生相談) https://www.kimura-kouichi.jp/

人生相談(嘘を見抜く方法)

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 プライバシーに配慮して、実際にあった相談をもとに創作したものを掲載しています。 (相談) 30代男性との面談です。 仕事関係の相談をいくつか受けましたが、そのうちの一つを取り上げます。 取引先の一人でやたら嘘をつく人がいて、振り回されたことがあるそうです。 嘘を見抜く方法、嘘つきを見分ける方法があれば教えてほしいという内容です。 [回答] やりとりの一部を掲載します。 「木村さんはどう嘘を見抜きますか?」 「常習的に嘘をつく人ですが、性格により違いはあるものの、共通する傾向があります。それは、ネジが緩んだような考えや判断を行うことです。」 「状況により嘘を使い分けて、事態を切り抜けようとする習慣が身についているため、その人の言うことを通してみたら、一貫性がないことがわかります。その人の言うことを記録し、言うことに一貫性があるかどうかを見ることが、嘘つきを見抜く方法の基本です。」 「私も嘘つきとは関わりたくないのですが、これまで多くの人と仕事で関わってきたので、常習的な嘘つきの末路を何人か見てきました。常習的に嘘をついていると、次第にネジの緩んだような考えや判断を行う傾向が出てきます。」 「そしてネジの緩んだような言動が進むと常識的な判断ができなくなり、子供が聞いても『そんな馬鹿な』と思うことを、真顔で言うようになります。この常識的な判断ができるかどうかが、もう一つの見抜く方法です。」 「取引先の人の写真(画像ファイル)をメールで送ってくれたら、100%確実とは言いませんが、その人を分析して説明します。」 □メインサイト(木村宏一の人生相談) https://www.kimura-kouichi.jp/

人生相談(人生の修復作用)

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 プライバシーに配慮して、実際にあった相談をもとに創作したものを掲載しています。 (相談) 女性の相談者との面談で出た質問です。 このブログの「人生相談(自責の想いで結婚できない)」 https://naikan-jinseisoudan.blogspot.com/2024/05/blog-post_28.html で、「災難に遭っても二つの条件を満たしていれば、その後の人生に修復作用が働きます。」とありますが、この修復作用が起こる条件とは何ですか、という内容です。 [回答] 「人生の修復作用が起こるいくつかの条件のうち、ここでは最も重要な条件を説明します。それは相手や起こったことを、自分には関係ないと思うことです。」 自分に関係ないと思うことですか、と返事がありました。 「略奪された相手に対し、因果応報でいつか不幸になればいいのにと願えば願うほど、自分は不幸な出来事に見舞われます。人を呪わば穴二つという諺がありますが、要は自滅するということです。」 「相手がどうなろうが自分には関係ないと思うようになり、もう一つの条件を満たしたら、自分の人生に修復作用が働きます。」 「もう一つの条件を満たさなくても、自分には関係ないと思うだけで修復作用が働く場合もあります。同時に、相手は因果応報で苦しむようになる場合もあります。」 友だちに彼氏を奪われたことを関係ないと思うのは容易でないでしょう、と返事がありました。 「その場合、相手と略奪されたことは自分とは別の世界で起きたこと、と思うことです。相手と出来事を忘れるのが最も良いのですが、それは非現実的です。別の世界で起きたことと思うことなら、実現しやすいでしょう。あるいは、パラレルワールドで起きたことと思えばよいです。」 この生き方は、他でも当てはまりますね、と感想がありました。 「そうです。この件に限らず、過去に囚われていると新しい幸せを得にくくなります。なかなか忘れられないこともあるでしょうが、過去の嫌な出来事は自分には関係ないと思うことで、人生への修復作用が働きます。」 □メインサイト(木村宏一の人生相談) https://www.kimura-kouichi.jp/

人生相談(発想を豊かにする方法)

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 プライバシーに配慮して、実際にあった相談をもとに創作したものを掲載しています。 (相談) 30代男性との面談です。 会社に勤めており、仕事で壁にぶつかっているそうです。 また自分のことを詳しく知りたい気持ちもあり、相談を申し込んだそうです。 [回答] 相談者を分析しました。 損得計算ができる気質と、柔軟な発想ができる気質の両方を持っていると感じました。 例えていえば、ビジネスマン気質と、学者気質の両方があるということです。 あと潜在意識に、後悔の想いがあるのを感じました。 それらを説明し、回答しました。回答の一部を掲載します。 「仕事で壁にぶつかっているということですが、心のゆとりを保ち、遊び心が入ったものを出そうと取り組むことで解消できるようです。結果を出すために、無理にしゃかりきにならない方が良いでしょう。」 発想法について聞かれました。 「人は、肩の力を抜いたり執着を手放した状態のときに、いろいろなことを発想しやすくなります。これは、心が少し遊んでいる状態のときが、柔軟な発想ができるからです。これが発想法の第一段階です。」 「発想法の第二段階ですが、顕在意識と潜在意識を澄み切った状態にすることです。これは私の経験則ですが、顕在意識での雑念が減ったり、潜在意識で圧迫するような想いがなくなることで、人間の頭脳はスムーズに働くようです。」 その後、相談者がこれまでの人生で起きたことで気にかかっていることがあり、それに回答して面談を終えました。 □メインサイト(木村宏一の人生相談) https://www.kimura-kouichi.jp/

人生相談(新天地への挑戦)

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 プライバシーに配慮して、実際にあった相談をもとに創作したものを掲載しています。 (相談) 20代男性とのメール相談です。 相談内容の一つですが、現在は東京で店舗を運営しており、会社が大阪への出店を検討しているので、手を挙げて大阪に行ってみようと思うがどうだろうか、という内容です。 [回答] 男性を分析しました。 このままでは終わらないぞ、という強い上昇志向の気持ちを感じました。 また、守るものがないという気持ちも感じました。つまり、家族や先祖から引き継いできたものが少なく、それを失うことへの恐れが少ないということです。 人は誰でも、先祖から有形無形のものを引き継いでいます。家や遺産などの有形なものは受け継いでいなくても、良い遺伝や親からの教育のような無形なものは引き継いでいる場合があります。 それらを説明し、回答しました。回答の一部を掲載します。 「あなたは高校時代、ご家族や学校の先生から提示された進路を断って、今の店に飛び込んだということで、このままでは俺の人生は終わらないぞという運命を切り開く意思を感じます。」 「失敗してもやりなおせる挑戦のようですので、これは挑戦したらよいかと思います。」 家を飛び出して仕事をしているが、将来は家族と仲良くやっていけるだろうかという質問を受けました。 「自分が頑張って収入を増やすことで、自分が幸せになるとともに、ご家族にお金が渡ってご家族も進学できるなど幸せになります。そしてご家族がお金を使うことにより、ご家族の周囲も幸せになります。」 「人生相談を続けてきて実感することですが、自分の幸せが周囲の幸せにつながり、さらにその周りの幸せにつながる、そのような波及効果を作ることが、誰もが幸せになる方法です。」 「自分を犠牲にして家族を幸せにする、という方法は間違いです。短期的な犠牲はともかく、長期的にそういう考えだと、周囲も不幸になっていきます。アクション映画で自分を犠牲にして周囲を助けるシーンが出てきますが、それはフィクションの中だけと思った方がよいでしょう。」 □メインサイト(木村宏一の人生相談) https://www.kimura-kouichi.jp/

人生相談(一人だけを愛せない)その5

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 プライバシーに配慮して、実際にあった相談をもとに創作したものを掲載しています。 (相談) 30代女性からの相談です。 介護に関する仕事をしているそうですが、転職すべきかという内容です。 [回答] その女性を分析しました。 意識の底のほうで、人や生物に愛情を注ごうとする気持を感じました。 私の経験上、この場合は人や生き物に愛情を注ぐことが、人生の目的の一つになっています。 それらを説明し、回答しました。回答の一部を掲載します。 「転職を考えられているという理由は何ですか?」 『介護以外に自分に合っている仕事か、自分ややりたい仕事があるかもしれないという気持があります。』 「あなたは、人や生き物に愛情を注ぐことが人生の目的の一つになっています。ですから仕事として、マッサージなど人や生き物に愛情を注ぐ仕事になると思います。」 その後やりとりを重ね、相談者の経験や希望と合う仕事を絞りました。 □メインサイト(木村宏一の人生相談) https://www.kimura-kouichi.jp/

人生相談(父親を許せない気持ち)

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 プライバシーに配慮して、実際にあった相談をもとに創作したものを掲載しています。 (相談) 30代男性との面談です。 10代のときは、自分の進路や交友関係について、親(主に父親)から反対されてきたそうです。 高校進学では公立高校に行きたかったのに私立高校に行かされた、大学も自分が希望する学部では学費を出さないと言われ父親の勧める学部に行ったそうです。 そのため今でも、父親を許せない気持ちが今もあるそうです。 父親が自分に対してどう思ってきたのか、それを知ることで少しでも留飲を下げたい、という内容です。 [回答] 相談者の父親を、申込メールに添付されていた画像で分析しました。 まず何事にもこうあるべきだという、想いの強さが伝わってきました。 その一方で子供を進学させるために、本業だけでは足りない、副業もという気持ちを感じました。 それらを説明し、回答しました。進路選択に関する部分の回答を掲載します。 「お父さんは確かに、自分の考えを押し付ける性格です。また何事にも、こうあるべきだとする考えが強いです。お父さんも長男で先祖代々の家や土地を引き継いでいるとお聞きしましたが、長男としての在り方にも一家言あるようです。」 「お父さんは地元の高校を昔から知っていたので、あなたにはその高校がふさわしいと感じていたようです。大学選びは、お父さんの仕事から得た知識で決めたようです。」 「ただしその一方で、主導権を握る上で生じる責任をとる気持ちもあったようです。あなたを大学進学させるために、何か副業をしていたのではないですか?」 相談者から当時の父親は、休日に副業に取り組んでいたという話を聞きました。 「お父さんは、大学卒業後の就職先選びは本人の責任という気持ちがあり、大学入学以降は何も干渉していないはずです。お父さんの気質や気持ちをできるだけ詳しく説明しましたので、参考にしていただければと思います。」 □メインサイト(木村宏一の人生相談) https://www.kimura-kouichi.jp/

人生相談(亡くなった父の気持ちを知りたい)

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 プライバシーに配慮して、実際にあった相談をもとに創作したものを掲載しています。 (相談) 40代男性とのメール相談です。 仕事に関することがメインの相談でしたが、その後に出た相談を取り上げます。 亡くなった父親の自分に対する想いを知りたいが、可能だろうかという内容です。 [回答] 人間の魂は死後もあの世に存在してており、経験上、亡くなられてから数年くらいであれば、その魂とつながることが可能です。 相談者の父親と、生前の画像でつながることができ、分析しました。 まず、清らかな想いが伝わってきました。そして相談者に対し、以前は心が痛む気持ちがあったが今は応援する気持ちになっていることを感じました。 それらを説明し、回答しました。回答の一部を掲載します。 「お父さんは、あなたが過去にしたことに心を痛めていましたが、今はあなたを応援する気持ちになっています。」 相談者から、返事のメールがありました。過去に自分を痛めつけた人がいて、友達にも協力してもらって仕返しをしたそうです。そのことでしょう、という内容でした。そしてその出来事に関して、父親の想いが気になっていたそうです。 今は自分を応援する気持ちになっているのを知り、ほっとした、胸のつかえがとれたと感謝の文章がありました。 □メインサイト(木村宏一の人生相談) https://www.kimura-kouichi.jp/

人生相談(自分の人生への疑問)

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 プライバシーに配慮して、実際にあった相談をもとに創作したものを掲載しています。 (相談) ご主人と成人した子供がいる、主婦との面談です。 癌にかかり、残りの人生が少ないものとなっているそうです。 これまでの自分の人生は一体何だったのか、人生に疑問を感じたそうです。 残りの人生も少なくなってきたので、その疑問への答えを知るためにお金を使ってもいいと思い、相談することにしたそうです。 [回答] 相談者を分析しました。 真っ先に、家庭を支えなければ、自分を押し殺しても家庭があるべき状態を保たねば、という強い想いが伝わってきました。 そして潜在意識では、自分の好きなように行きたいという気持ちを、これから出していこうという意向を感じました。 それらを説明し、回答しました。回答の一部を掲載します。 「これは私の想像が入りますが、自分を犠牲にしてまで家庭を支えてきたのではないですか?」 その後のやりとりで、幼少期に両親の離婚でさびしい家庭を味わったこと、何よりも家族が不満なく暮らせることを第一としていて、自分を犠牲にして半生を生きてきたことがわかってきました。 「私は医者ではないのであくまでも私見ですが、自分を押し殺すような人生を送り、それで知らず知らずのうちにストレスが溜まり、癌ができる下地を作ったのではないかと思います。」 「もうお子さんは成人されて、子育ての責任を果たしています。ご主人も定年間近で、妻としての責任を全うしてきたといえます。家庭の支えについて責任を果たしてきたので、残りの人生は自分へのご褒美として、好きなことをして生きたら良いでしょう。友達と旅行に行きたいとおっしゃっていましたが、少しずつかなえていけばよいと思います。」 その後面談が終わる頃に、相談者の潜在意識にあった強い想いが、緩んだのを感じました。 □メインサイト(木村宏一の人生相談) https://www.kimura-kouichi.jp/