人生相談(AD/HDのお子さん)
多動傾向に関する相談の記事に反響があります。
人生相談(多動傾向に合う仕事)
https://naikan-jinseisoudan.blogspot.com/2024/05/blog-post_22.html
そのため第二弾をお送りします。なおプライバシーに配慮して、実際にあった相談をもとに創作したものを掲載しています。
(相談)
中学生の男の子をもつ母親との面談です。
3番目の相談事項として、お子さんが発達障害で心療内科に通ったそうです。
診断では発達障害の中でも、注意欠陥多動性障害(AD/HD)だそうです。長時間落ち着いて座ることができなかったり、約束や用事を忘れることが時々あるそうです。
子供のことで何か分かることがあれば教えてほしい、という内容です。
[回答]
お子さんを分析しました。
気になる(興味がある)範囲が広すぎて一つの物事に集中できない、という状況が伝わってきました。
意識を絶え間なくあちこちに向けているので、精神的に疲れやすく、また精神的に疲れたらミスが出やすく物事に取り組む気力がなくなる傾向も感じました。
それらを説明し、回答しました。回答の一部を掲載します。
「私は医者ではありませんので、診察も治療も行えません。心療内科の先生の判断が第一で、私の説明は民間療法のようなものとしてお聞きください。」
「まず、お子さんが自分で。精神(意識)をリラックスさせる習慣を身に着けることが第一です。私がこれから話すことを、お子さんに伝えてください。」
「精神と肉体のバランスをとる必要があり、適度な運動が効果的です。球技や格闘技もいいですが相手のいるので、マラソンのように一人で行えるものがよいでしょう。肉体を高めることは、精神に良い影響を与えます。」
「精神をリラックスさせる習慣を取り入れて、運動が続けられていたら、現時点ではそれでよしとするべきだと私は思います。10代のうちはどんどん成長して変わっていきますから、お子さんの様子を見て無理なくできることを続けていけば十分と思います。」
□メインサイト(木村宏一の人生相談)