人生相談を申し込むタイミング

人生相談を受けていると感じますが、問題や悩み事が発生してから解決するまでの流れは、4つの段階を経由するパターンであることが多いように感じます。


4つの段階とは、以下の(1)から(4)です。


(1) 五里霧中の段階

(2) 傾向や特徴が見え始める段階

(3) 原因が絞られる段階

(4) 原因にあった解決法を探し、行動する段階


今回はこれについて説明します。


(1) 五里霧中の段階

婚活してもなぜか結婚がまとまらない、仕事に頑張ってもなぜかうまくいかない、原因不明の現象が起きて困惑している、といったことが繰り返し起きて悩み続ける段階です。


この段階ではどう解決したらよいのかわからないまま、霧の中をさまよい続ける状態が続きます。


テレビの刑事ドラマでは、冒頭の事件が起きるシーンが該当します。


(2) 傾向や特徴が見え始める段階

婚活して破談になるパターンが決まっているのがわかってきた、仕事がうまくいかなくなる展開のパターンがあるのがわかってきた、原因不明の現象が起きるパターンがあるのがわかってきた、といったように共通する傾向や特徴があるのに気づく段階です。


テレビの刑事ドラマでは、捜査を始めて事件の伏線や傾向に気づくシーンになります。


(3) 原因が絞られる段階

原因がどの方面のものなのか、ということがわかってくる段階です。


結婚が破談になる理由は自分の振る舞いに原因があるようだ、仕事がうまくいかなくなる理由は余計なことをしているのが原因のようだ、原因不明の頭痛は拾った腕時計を身に付けているときだけに起きている、といったように原因がどこにあるのかが絞られてくる段階です。


テレビの刑事ドラマでは、捜査が進んで犯人が絞られてくるシーンになります。


(4) 原因にあった解決法を探し、行動する段階

人生相談に申し込むなど、自分が抱えている悩みを解決するために行動して、解決する段階です。


テレビの刑事ドラマでは、クライマックスのシーンになります。



□メインサイト(木村宏一の人生相談)

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