人生相談(一人だけを愛せない)その4
一人だけを愛せない悩みの相談は、年に1~2件程度の相談ですが、続いています。
例えて言えば、静かな反響と感じます。
このシリーズのその1を読み、自分が探し求めていた答えが見つかった、という話を毎回聞きます。
一人の異性だけを愛せない女性とって、その1で取り上げた理由である「多くの人に愛情を注ぐために生まれてきた」は、自分の人生の謎の一部が見えてきた思いになるようです。
なぜ多くの人に愛情を注ぐ女性として生まれてきたのか、現在抱えている問題をどうしていけばよいのか、将来はどうなるのか(これは分かった場合のみの説明になります)が、私との相談内容になります。
今回は相談内容とは別のこととして、一人の異性だけを愛せない女性の状況や葛藤を取り上げます。
なお、文中で取り上げている例は、実際にあった相談をもとに創作した架空の話です。
□レベル1とレベル2に分けられる
多くの人に愛情を注ぐために生まれてきた女性ですが、愛情を注ぐレベルにより、レベル1とレベル2に分けられます。
レベル1は、愛情を注ぐ度合が比較的低い人で、結婚して家庭をもち、家庭にいるときはご主人を愛し、仕事で多くの人に愛情を注ぐ生活を送ります。
仕事は、看護や介護などの、人を世話する仕事に就くことが多いです。レベル1の場合、仕事と家庭とを区別できるので、家庭が崩壊することはまずないです。
(続く)
□メインサイト(木村宏一の人生相談)