人生相談(自分を犠牲にする人)
プライバシーに配慮して、実際にあった相談をもとに創作したものを掲載しています。
(相談)
40代女性との面談です。
相談者の現状と今後についての相談がメインでしたが、その後に出た家族に関する相談を取り上げます。
高校生の子供がいて、何かと言い合いになるそうです。
家族関係がうまくいくように、できることはないだろうか、という内容です。
[回答]
相談者のスマートフォンにあった画像をもとに、お子さんを分析しました。
反抗期特有の、後先をあまり考えずに話す気持ちが伝わってきました。
それとともに、母親は言い合いで退くので、自分の意見を母親には押し通す習慣があるのを感じました。
それらを説明し、回答しました。回答の一部を掲載します。
「息子さんは、母親には自分の意見を通せると思っているようです。」
相談者とやりとりして、自分が退いて妥協すればうまくいくという考えがあることが分かってきました。
「息子さんには、母親に言っても退かないところを見せる必要があります。とはいってもいきなり言い返すことは難しいでしょうから、言い合いになったら話し合いを打ち切るようにしたらどうでしょう。話を打ち切って、その場を立ち去るのです。」
「自分が犠牲になればという考えは、人間関係でまずい結果に至ります。まずい関係とは舐められる関係というのもありますが、それ以外の問題もあります。」
「対話は、お互いのエネルギーのやりとりでもあります。お互いに良質なエネルギーを出し合うことで、相手に良い影響を与えることができます。」
□メインサイト(木村宏一の人生相談)
https://www.kimura-kouichi.jp/