人生相談(足の引っ張り合いが多い職場)
プライバシーに配慮して、実際にあった相談をもとに創作したものを掲載しています。
(相談)
30代男性との面談です。
メインの相談の後で出た、別の相談を取り上げます。
営業職で、会社の方針から同僚との競争が激しく、足の引っ張り合いが多い職場だそうです。
その中で上位に入る成績を出しているそうですが、競争をしんどく感じることがあり、また職場での嫉妬ややっかみを少なくして過ごしていくのに何か良い方法はあるだろうか、という内容です。
[回答]
念のため、嫉妬する同僚の画像を見せてもらい、彼らが何を考えているかを感じ取りました。
頭を下げたら負け、謝ったら負け、といった価値観をもつ同僚が複数いるのを感じました。
感じ取ったことを説明し、回答しました。回答の一部を掲載します。
「社内のみならず客先でも、自分は仕事ができるところを見せ、なおかつ自分を飾らずに見せるようにすることが基本方針になると思います。」
「仕事はできるところは見せるが、はったりで自分を良くみせようとはしない、わからないことはわからないと堂々と言うことです。」
自分を飾らずに見せる、ですか。謙虚な人間に見せるということですか?と質問がありました。
「そうです。謙虚な恰好良さを見せるということです。謙虚な恰好良さとは、自分の信念に基づいて、他者を尊重している、腰が低い、という応対をすることです。」
「謙虚な恰好良さの具体例をいくつか挙げますが、それ以外として、Youtubeで田中角栄の語録を掲載しているチャンネルがいくつかあります。意外かもしれませんが、それが参考になるのではないかと思います。」
□メインサイト(木村宏一の人生相談)
https://www.kimura-kouichi.jp/