人生相談(仕事をすることへの恐怖)
プライバシーに配慮して、実際にあった相談をもとに創作したものを掲載しています。
(相談)
50代男性との面談です。
これまでの人生で職を転々と変わったそうで、それぞれの勤め先で成果を出せず失敗を繰り返してきたそうです。
だんだんと仕事に対して臆病になり、ここ10年は無職で親からの援助で暮らしてきたそうです。
その一方で結婚はでき、二人の子供もいるそうです。
これからどう生きていけばよいのだろうかという内容です。
[回答]
相談者を分析しました。
顕在意識では不安と悲しみが、潜在意識では何をしてもうまくいかないという想いがあるのを感じました。また以前は、殻にこもるような精神状態だったようです。
しかし現在の精神状態は、それなりに人生経験を積まれてきて、殻にこもるような気持ちは減っているようです。
つまり以前は殻にこもるような暮らしでしたが、今は殻が薄くなっている状態に例えられます。
それらを説明し、回答しました。回答の一部を掲載します。
「何をしてもうまくいかないという想いが強かったのですが、これまでと違い、今はうまくいくように変わってきていますよ。働く上での精神的な障壁は少なくなっていると感じます。」
今から働こうとしても、雇ってくれるところがあるとは思えない、という返事がありました。
「まず、短時間のアルバイトでいいから始められたらどうですか。採用面接では、療養中心の生活を送ってきたが回復したので働こうと思い応募しました、というストーリーでいいと思います。」
「あと、私から潜在意識にある何をしてもうまくいかないという想いを、減らす方法を説明します。」
□メインサイト(木村宏一の人生相談)
https://www.kimura-kouichi.jp/