人生相談(悔やみきれない過去がある)
プライバシーに配慮して、実際にあった相談をもとに創作したものを掲載しています。
(相談)
30代女性とのメール相談です。
自分で商売をしており、それについての相談がメインでした。最後に、悔やんでいることの相談があり、それを取り上げます。
その相談ですが、過去に好条件の取引の話があったそうです。
そのときになぜか体が動かず、そのためその取引の話に返事できずに、期限が過ぎてしまったそうです。
今もそのときのことが時々思い出され、悔やむ気持ちがあるそうです。
[回答]
相談者を分析しました。
人の精神は、顕在意識、潜在意識、魂の3階層になっており、お互いに影響しあっています。
相談者の顕在意識では、積極的な気質、行動範囲の広さを感じました。
そして潜在意識には、濁りがあるように感じました。
その濁りですが、「あのとき行動していれば~」や「あのときこう判断していれば~」という後悔の気持ちでした。
そしてさらに魂の階層まで意識を集中すると、前記の取引は自分の理念と合わないため拒否した気持ちが伝わってきました。
それらを説明し、回答しました。回答の一部を掲載します。
「あなたの潜在意識には、濁りがあります。それはおっしゃった取引に関する後悔のようです。」
「ところが魂のレベルでは、その取引に応じていたらあなたの人生は道をそれるので拒否したようです。つまりあなたの魂が、体を動かさないように引きとどめていたのです。」
「ですから、あなたはリスクを避けられたのです。言い換えれば、あなたはチャンスを逃してはいません。」
「あなたはチャンスを逃してはいないという気持ちをもてば、いずれ潜在意識の濁りがなくなります。それはあなたが本来あるべき状態になるということです。言い換えれば、それが真の開運につながります。」
□メインサイト(木村宏一の人生相談)