人生相談(相談者に合った節約法)
プライバシーに配慮して、実際にあった相談をもとに創作したものを掲載しています。
(相談)
30代男性との面談です。
メインの相談に回答した後で出た、サブの相談を取り上げます。
自分に合った、お金を増やす方法はないだろうかという内容です。
[回答]
「あなたは自分に厳しい気質です。あなたのような気質の場合、節約は普段からされていると思いますが、節約の考え方を変える(パラダイムシフトする)ことで、人生は開けますしお金も貯まります。あなたに合っていると思われる方法を説明します。」
「まず前提として、我慢は考えないこと(我慢する感情は持たないようにすること)と、買う物は厳選するということです。」
「これは普段から我慢をしていると、あるときふっと衝動買いをするなど、反動がくるからです。我慢はせず必要なものは買う、ただし買う物は厳選するという考え方に変えることです。人生相談の経験上、あなたのようにストイックな人は、我慢に挑戦しがちな傾向があるからです。」
「次に買い物で、以下の二つの方針をとりいれます。方針の一つ目は、「口に入れるものは自分の責任」です。これは私の母の教えで、食べたもので不健康になったり体調を崩すのは、自分の管理不行き届きという意味です。」
「口に入れる物は栄養やカロリーを概算して選び、消費期限が不明なものや、理由不明で安い食べ物は避けるようにします。飲食物の厳選で、リスクを避けるだけでなく節約もはかれます。」
「健康維持のために、お茶などを入れた水筒を外出時は携行するとよいでしょう。そのときは、安心して飲める飲料をいつでも冷えた状態で飲めることを重視します。そしてそれが、節約にもつながります。」
「方針の二つ目は、物を買うときはトータルコストを考えるということです。衣類であれは、着る頻度を考えます。また電気製品などの機械は、電気代やメンテナンスコストを考えて選びます。それが、節約にもつながります。」
「たとえば冷蔵庫は、上位機種のほうが冷却効果や断熱効果にコストをかけているため、消費電力が逆に少ない場合があります。また容量の小さい機種に食品を目いっぱい詰め込むより、大きい容量のほうが冷風の経路が大きくてよく冷える場合があります。」
「あなたは、二つ目の方針はすでに実行されているようなので、一つ目の方針を取り入れたらよいでしょう。」
□メインサイト(木村宏一の人生相談)
https://www.kimura-kouichi.jp/