人生相談(悪口・誹謗中傷への対処)
プライバシーに配慮して、実際にあった相談をもとに創作したものを掲載しています。
(相談)
20代男性との面談(個人セッション)です。
自分に関することを説明してほしいということがメインでしたが、その後で出た相談を取り上げます。
直属の上司(中間管理職)と、後輩の一人からの誹謗中傷がひどいそうで、職場に行くのが憂鬱になるそうです。
何か対策はないだろうかという内容です。
[回答]
相談者の意識とつながりました。
理性的であり、一時的な感情で行動してしまうことがない気質であることを感じました。つまり感情よりも理性が上回っている状態であるということです。
それらを説明し、回答しました。回答の一部を掲載します。
「あなたのような人の場合、誹謗中傷する人の理由というか本意を知ることと、誹謗中傷を受け流すことが解決策になります。」
「誹謗中傷する人の本意を知ることですが、私がネットで見つけた言葉で『悪口・誹謗中傷は不幸な人間のSOS』があります。この言葉を常に意識し、その人が八つ当たりで言っているのか、嫉妬で言っているのか、を見抜くことです。」
「もう一つの誹謗中傷を受け流すことですが、子供があれこれ言ってきても、大人なら余裕のある対応がとれます。口には出せないことですが、相手を子供と思って気にしないことです。」
「では、誹謗中傷する直属の上司と、後輩が何を思っているか、説明します。その二人の画像は、スマートフォンにありませんか?」
相談者のスマートフォンにあった集合写真で、二人とつながりました。
「上司ですがあなたが仕事ができるので、嫉妬しているというか、自分が追い抜かれないかを気にしています。後輩ですが、上司があなたに誹謗中傷しているところを見て、尻馬に乗っている気持ちでいます。」
「上司とは、何かあったときは上司をサポートする接し方がよいでしょう。どちらかといえば、目立たないようにサポートするのがよいです。自分を馬鹿な存在に見せようとして、嫉妬をそらすのは方向違いです。」
「後輩ですが、組織内の力関係に敏感な人です。この人は、あなたと上司の関係が変わってくれば、それを敏感に感じて対応を変えます。ほっとけばよいでしょう。」
□メインサイト(木村宏一の人生相談)
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