人生相談(結婚できない理由)その6
その5はこちらです。
https://naikan-jinseisoudan.blogspot.com/2023/10/5.html
その5の続きで、結婚したくとも結婚できないディープな理由を取り上げます。
なおプライバシーに配慮して、実際にあった相談をもとに創作した相談例を掲載しています。
□相談例
20代後半の女性との面談です。
結婚したくて過去に何人かの男性と交際したものの、どの男性との交際でも結婚を意識しだすと、なぜか交際相手の男性を拒否する気持ちが強くなってしまい、別れてしまうというケースを繰り返しているそうです。
理性では結婚を望んでいるのですが、交際相手の男性を拒否する気持ちが強くなるとどうにもならず、男性を嫌いな気持ちを抑えつけて無理して交際するような感じになるそうです。
そうなると男性も察して、「何も無理して俺と付き合わなくてもいいよ。」と言われて別れてしまう結果になるそうです。
□回答
相談者の意識とつながり、意識の階層を深く下っていきました。
両親でしょうが、夫婦喧嘩のシーンや夫婦間で怒りの感情をぶつけあっている情景を感じました。
それらを説明し、回答しました。回答の一部を掲載します。
「あなたのご両親の関係を見て育ったことで、潜在意識のレベルでは、結婚を拒絶する感情が横たわっています。それがトラウマ(心的外傷)となって、理性(顕在意識)と葛藤を起こしているのです。」
なぜ結婚を意識しだすまでは、交際相手を拒否する気持ちが生じないのでしょうかという質問がありました。
「簡単に言えば、男性との交際は構わない、しかし男性との結婚生活はいやだ、というトラウマになっているからです。」
何とか解消できないだろうか、という質問を受けました。
「潜在意識の記憶には、そのときの感情が絡みついています。絡みついている感情を解放させることで、記憶は感情の絡みついていない単なる記憶になり、トラウマが解消します。」
「感情を解放させる方法ですが、そのときの出来事を追体験する方法と、もう一つの方法があります。無理せず少しずつ行っていきますので、1か月から2か月かかりますが、解消できますので私がこれから説明することに取り組んでください。」
□メインサイト(木村宏一の人生相談)
https://www.kimura-kouichi.jp/