人生相談(成功恐怖症)
プライバシーに配慮して、実際にあった相談をもとに創作したものを掲載しています。
(相談)
40代男性とのメール相談です。
仕事が成功せず、うまくいかないそうです。
20代は指示されたことに取り組んでいたので、問題は生じなかったそうです。
しかし30代に入り、自分で判断して物事を進める世代に入ってから、毎回成功する直前で余計なことをしてしまい、失敗となるパターンが繰り返されたそうです。
それはなぜなのか、どうすればよいのか、という内容です。
[回答]
相談者を分析しました。
潜在意識では物事がうまく行かない状態で安定しており、物事がうまく進むことに恐怖を感じるようになっていました。
変な表現かもしれませんが、相談者の潜在意識では物事がうまくいかない状態に安住しており、物事が成功しそうになるとそれを阻止するようになっている感触でした。
この症状は、成功恐怖症ともよばれます。
それらを説明し、回答しました。回答の一部を掲載します。
「幼児期から青年期までで、失敗を繰り返したか、あるいは大きな失敗をした経験がありますか?どうもそれが原因のようです。」
相談者から、高校時代に失敗を繰り返した経験談が出ました。
「その出来事の記憶に当時の感情が絡んで残り、30代になってその感情が疼きだしたようです。その出来事に合わせた、潜在意識での感情の解放方法を説明します。それにより感情の絡んでいない記憶だけが残り、潜在意識は本来あるべき状態に近づくでしょう。」
□メインサイト(木村宏一の人生相談)