人生相談(病み上がりからの再起)
プライバシーに配慮して、実際にあった相談をもとに創作したものを掲載しています。
(相談)
40代男性との面談です。
大病をして病み上がりの状態だそうで、現在の自分の状況を知りたいということと、これからの人生をどう生きていくかの方向性を知りたいということで、相談を申し込まれたそうです。
[回答]
相談者を分析しました。
全身がぼうっとしている感触が伝わってきました。これは、健常者なら体が引き締まっていない(体を鍛えていない)状態の感触であり、病気にかかっている人なら病み上がりの感触です。
ただし、頭を使う仕事に取り組んでいる人ならではの、思考能力が鍛えていて集中力があるような感触も伝わってきました。
潜在意識では、世の中のために何かしたいという気持ちが前にあったようで、その気持ちの残骸のようなものを感じました。そして今は、自分の能力を活かせる仕事をしたいという、手探りのような想いも感じました。
それらを説明し、回答しました。回答の一部を掲載します。
「世の中のために何かしようという気持ちが以前あったようですね。」
市会議員になったことがある、との回答がありました。
「今は病み上がりとのことですが、基礎的な体力があるのを感じますし、ご自分の能力を活かせる仕事をする気持ちがあるので、再起は十分に可能と感じます。」
「統計をとったり戦略を考えることが向いていると感じますし、その経験もおありかと思います。もしそれを活かせる組織とコネクションがないのであれば、ブログなどで市場分析や戦略の立て方のサンプルを公開してはいかがでしょう。」
□メインサイト(木村宏一の人生相談)