人生相談(一人だけを愛せない)その3
前回の続きで、一人の異性だけを愛することができないという相談を何件も受けてきました。
一人の異性だけを愛することができない女性は、多くの人に愛情を注ぐために生まれてきたといえます。
しかし相談を続けていると、それ以外の理由もあることがわかってきました。それを取り上げます。
なお掲載している事例は、経験をもとに作成した架空の話です。
□世の中の異性の本質に片っ端から触れたい
これも一般の人には理解しにくい理由です。
分かりやすく言うと、世の中に様々な異性がいます。そしてそれぞれが性格や育ってきた境遇が異なり、そのためにそれぞれが異なる世界観や雰囲気などを持っています。
これを、その人が持つ世界と表現します。
この理由が当てはまる人は、交際相手の世界を味わい、その人の本質に触れたいという衝動に動かされている人です。
しかもその衝動は、味わってみたいと思う世界を持っている人と、次々と交際したいという種類のものです。
ですから、その人が持つ世界を十分に味わい、その人の本質に触れたなら、その人との交際はそれで十分になって飽きてしまい、別れます。
そして、別の世界を持っている次の異性を探します。このように、数回の交際で別れて次の相手を探していくのが、この理由である人の特徴です。
交際相手の異性は、やっと親しくなったところで何で別れるのか、と思う場合があるので、別れでもめることがあります。
しかしそういう女性は経験を積んでくると、交際開始時にほかに付き合っている人がいることを話したり、長期間交際する意志はないことを告げ、もめることを回避するように配慮します。
この理由の場合、あることをきっかけ(きっかけの内容もケースバイケースです)として、異性を探して回る行動はゼロにはなりませんが、落ち着くようになります。
□メインサイト(木村宏一の人生相談)
https://www.kimura-kouichi.jp/