人生相談(偶然ではなく必然)その2
その1の続きです。
□必然である状況を把握するのに時間を費やすべきか
ただ、人生で起きるさまざまな出来事が、どういう必然なのかをあまり深く考えていても、きりがない面があります。
たとえば生まれてきた自分の子供が、どのような理由で生まれてきたのかを考えることは、多少なら有意義だと思いますが、あまり考えていても仕方がありません。
それよりも、その子供をどう育て、どういう関係を築いていくかを考えたほうが前向きです。
また、日常生活で起きるさまざまなことを、一つ一つ必然で起きていると思って、その理由を考えていてもきりがありません。
それに、たとえばある異性の人と何度かばったり出会っただけで、その人を運命の人だと思い込むのは早計でしょう。
そのような思い込みや勘違いを防ぐ判断も求められます。
(続く)
□メインサイト(木村宏一の人生相談)
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