人生相談(幽体離脱)
プライバシーに配慮して、実際にあった相談をもとに創作したものを掲載しています。
(相談)
女性との面談です。
子供のときに、父親から虐待されたり学校でいじめにあったりして、現実逃避するようになったそうです。
その後、幽体離脱がときどき起きるようになったそうです。
この状況は問題ないのだろうかという内容です。
(回答)
「あなたを霊視すると、虐待されたりいじめられたときに、意識を離れたところにとばすことを行っていたようです。それで、幽体離脱ができるようになっていったようです。」
「虐待やいじめにあった人は、空想の世界でいろいろと夢想することで、辛い現実を一時的にでも忘れようとします。現実逃避の方法は人により異なりますが、子供だけでなく大人でもあることです。」
「幽体離脱は、慢性的だと望ましくないです。肩の脱臼(骨の関節がはずれること)は、腕を強く引っ張ったりすると生じることがあります。これは元に戻せますが、脱臼が慢性的に起きるようになると、骨の固定が十分でなくなり、何かと外れやすくなります。それと同じことが起きている状態です。」
「幽体離脱も、たまたま一度や二度生じたくらいでは問題ありません。しかし慢性的に起きるようになると、日常生活で意識がとんだ(一時的に意識のない)状態が何度も起きるため、この世の物事に集中できなくなります。」
「幽体離脱を直接解消する方法はありませんが、子供のときに虐待されたりいじめられたトラウマを解放することで、改善する望みがあります。それに取り組みましょう。あとは、この世に根を張って生きているような気持でいることです。」
面談後から半月ほど経って、相談者からメールがありました。意識がとばない(幽体離脱がない)日が続いていることに気づいたそうです。
□メインサイト(木村宏一の人生相談)