人生相談(夕暮れになると生じる絶望感)
プライバシーに配慮して、実際にあった相談をもとに創作したものを掲載しています。
(相談)
20代男性との面談です。
高校を卒業した頃から、夕方になって夕暮れの風景を見ると、何とも言えず憂鬱な気分になるそうです。それは、絶望感といえるほどだそうです。
その憂鬱な気分が心に残り、夜は憂鬱な気持ちを忘れるように気を紛らわすこともあるそうです。
何年経っても解消されないため、何とか解消しようと思い立って、相談を申し込まれたそうです。
(回答)
相談者を霊視しました。
前世は男性で、場所はヨーロッパのとある小国でした。
18歳のときに戦争に動員されたものの、負けて追い詰められて山へ逃げ込み、追手から逃げることと今後の人生を考えると、絶望のような感情に襲われたことが伝わってきました。
回答として、霊視で視えた状況を詳細に説明し、その出来事を心で思い描いて追体験することでその記憶を解放する方法を説明しました。
面談の3日後に、相談者からメールがきました。
心が落ち着いてきたのを感じるそうです。憂鬱な気分が湧き上がるさまが、まるでビデオの一時停止ボタンを押したように、途中で止まった感触があるそうです。
憂鬱な気分を徹底的になくすために、何回か追体験を行ったそうです。
私からは、過去を追体験することはじっくりと行う必要があるが、目安として3回までにしたほうがいい、あまり繰り返しているとかえってよくない状態になる、と返事を出しました。
□メインサイト(木村宏一の人生相談)