人生相談(別居した家族の気持ち)
プライバシーに配慮して、実際にあった相談をもとに創作したものを掲載しています。
(相談)
中高生の二人の男の子がいる男性からのメール相談です。
嫁が家を出て実家に帰ったまま、戻ってこないそうです。
嫁の実家の義両親からは、申し訳ない、戻るよう説得しているが聞き入れない、という返事がありましたが、それ以上の進展はないそうです。
ただし、離婚は話していないそうです。
二人の子供は父親に同情的で、事態をあきらめている様子だそうです。
なにが原因なのか、どうすればよいかという内容です。
[回答]
メールに添付された写真をもとに、女性の意識とつながりました。
「もう、たくさん」といったうんざりした気持ちと、自由を求めたいという気持ちが伝わってきました。
そして、父親に対してうんざりする気持ちはそこそこで強くはなく、日々の暮らしから逃げ出したい気持ちが強い感じが伝わってきました。表現が難しいのですが、女性は固定された状態にいるのを嫌悪する気質でした。
二人の子供に対しては、ときどき会いたいという気持ちがあり、子供への愛情があることは伝わってきました。子供への愛情よりも、自由を求める気持ちが強いということでした。
それらを説明し、回答しました。回答の一部を掲載します。
「今は冷却期間としたほうがよいです。ご主人への気持ちも、お子さんへの気持ちも、決定的に嫌いにはなっていません。」
「奥さんの背中には、奥さんの先祖が守護霊として守っておられます。その守護霊が、今の状態のまま破綻させずにご家族との関係を保ち、何年か先によりを戻すよう導く意向を持っておられます。」
「奥さんの潜在意識には嫌なものから逃げ出そうとする気持ちがあります。逃げ出した後の今の気持ちを味わうことで、その潜在意識にある気持ちが減っていきます。」
「奥さんには、こちらが被害者という立場を認識させてください。ただし家庭に戻ってきたときは、過去のことはいわずに迎え入れ、子供の進路など今後の話を中心にして、奥さんの気持ちを未来に向けるようにしてください。それが再発防止につながります。」
□メインサイト(木村宏一の人生相談)