人生相談(提案や誘いの断り方)
プライバシーに配慮して、実際にあった相談をもとに創作したものを掲載しています。
(相談)
40代男性との面談です。
本人と仕事に関するメインの相談に回答した後で出た、別の相談を取り上げます。
気が弱いほうで、提案を断る仕事や、各種の誘いを断るのがしんどいそうです。
何か対策はないだろうかという内容です。
[回答]
相談者の意識とつながりました。
相手への気遣いが多く、心苦しさで自分の心を締め付けることがあったようです。
それらを説明し、回答しました。回答の一部を掲載します。
「断るときは、理由は言わないほうがいです。『検討しましたが見送ります。どうか悪しからず。』で良いです。」
「断るときに体の良い理由を言う場合もありますが、相手がその理由に突っ込んでくる場合があります。例えば、予算がないので断るといえば、『いくらなら申し込んでくれますか?』といったようにです。」
「断る理由によっては、相手が傷つくことがあります。理由を言わないほうが、相手への気遣いになります。」
断る理由は?と相手が聞いてきたらどうしますかと質問がありました。
「『検討しましたが見送ります。検討した内容は非公開です。』でいいです。何でも明け透けに、相手に説明する必要はありません。」
□メインサイト(木村宏一の人生相談)