人生相談(顕在意識と潜在意識の相克)
プライバシーに配慮して、実際にあった相談をもとに創作したものを掲載しています。
(相談)
20代後半の独身女性との面談(個人セッション)です。
ある留学制度を利用して、海外で学びたいと思っているそうです。
しかし申請しようとすると、体が動かなくなるそうです。
そうこうしているうちに申請期間を過ぎ、次の応募までは問題なく海外留学できるよう、正規雇用で勤めずに派遣やアルバイトで過ごしてきたそうです。
それを含めて、自分はどのような人で、今の自分はどのような状況なのでしょう、という内容です。
[回答]
相談者の意識とつながりました。
顕在意識では、今の世界を抜け出したい気持ち、遠い世界で活躍したい気持ちを感じました。
しかし潜在意識では、現実を受け入れて生きていこうとする気持ちがあるのを感じました。
つまり、顕在意識では行動しようとしているのに、潜在意識ではそれを抑えている、相克する状態になっていました。
このような相克する状態は、他のケースでも見られます。
それらを説明し、回答しました。回答の一部を掲載します。
「つまり留学に行っていたら、あるべき人生から逸れていたということです。」
「あるべき人生とは、どういうことでしょう。」
「人はそれぞれ、今生での目的を決めて生まれています。その目的を達成できない人生ということです。ですから申請できなかった結果で良かったのです。」
□メインサイト(木村宏一の人生相談)