人生相談(経歴の説明に関する相談)
プライバシーに配慮して、実際にあった相談をもとに創作したものを掲載しています。
(相談)
大学4年生のお子さんと、その母親との面談です。
母親に関する相談がメインでしたが、その後に出たお子さんについての相談を取り上げます。
公立高校に入学したものの、途中で退学したそうです。
その後は通学型の通信制高校(通信制高校だが、出された課題をその学校のキャンパスに通学して取り組む形式の高校)に入学したそうです。
そして通信制高校を卒業して大学に入学し、就職活動の時期になったが、自分の経歴はどのように説明したらよいかという内容です。
[回答]
お子さんの意識とつながり、潜在意識にある記憶を感じ取りました。
中学時代から対人関係や団体行動が苦手で、そのため公立高校を休むことが多かった記憶がありました。
通信制高校ではマイペースで勉強に取り組めたようで、思うように行動できた記憶もありました。
対人関係や団体行動は、大学に入ってからのアルバイトで改善し、今では一般的な学生に近いレベルになった感触がありました。
それらを説明し、回答しました。回答の一部を掲載します。
「私は定年退職前に、専門学校で就職課の責任者をしていました。そのときの経験を、noteというWebサイトで掲載しています。」
元就職課責任者からの就活アドバイス
https://note.com/kimura_kouichi/
「まず履歴書の記載や面接での回答ですが、『嘘はつかない、物は言いよう』が鉄則です。嘘の経歴を書いたり話すことは、してはいけません。そして経歴は、説明次第で相手に対する印象を変えることができますので、何も嘘をつく必要はないのです。」
「まず履歴書での退学と編入学に関する記載を説明します。次の高校の入学を手配して前の高校から期間を空けずに転校した場合、転入学と書きます。転入学は、次のような記載になります。
△△年4月●●県立〇〇高等学校工業科入学
▽▽年3月★★学園☆☆高等学校総合科転入学
▼▼年3月★★学園☆☆高等学校総合科卒業
これに対して、前の高校を中退して、期間が空いてから次の高校を決めて入学することを編入学とよびます。編入学は、次のような記載になります。
△△年4月●●県立〇〇高等学校工業科入学
▽▽年3月●●県立〇〇高等学校工業科中途退学
▽▽年9月★★学園☆☆高等学校総合科編入学
▼▼年3月★★学園☆☆高等学校総合科卒業」
「次に、あなたの経歴をどう説明するかですが、スムーズに説明して相手に理解してもらうには、経歴をストーリー化する必要があります。あなたに合ったストーリーを一緒に考えましょう。」
□メインサイト(木村宏一の人生相談)
https://www.kimura-kouichi.jp/