人生相談(人を判断する基準)
プライバシーに配慮して、実際にあった相談をもとに創作したものを掲載しています。
(相談)
30代男性との面談です。
相談者自身に関することについて説明した後、職場の上司と同僚を視てほしいという依頼が出ました。
スマートフォンに表示された、上司や同僚の画像で分析して(感じ取って)回答しました。
そのときの、上司に関するやりとりの一部を取り上げます。
「上司の男性ですが、多少、部下を試すような、あるいは困らせるような指示をだすかもしれません。しかし本人からは、からかう気持ちは感じても、悪意は感じません。多少困らせる指示は、からかいの一種ととらえて良いでしょう。その指示がうまくいかなくても、あなたの評価が下がることはないでしょう。」
確かにときどき無理難題をふっかけることがある、という返事がありました。
「また、多少ですがお調子者のようです。つまり、言ったことを実行しない場合があるということです。お調子者でいまいち信用できないところがある、と見なしたらよいでしょう。ただし、悪い人ではありません。」
いい加減なところがある人だとは思っていた、という返事がありました。
「これは私が仕事で人を判断する基準の一つですが、言ったことをどれだけ実行しているかと、言ったことをどれだけ早く実行しているかを、数えたり客観的に見てみればよいでしょう。」
「言ったことをどれただけ実行しているかですが、目安として、4つ実行すると言って3つ以上実行している人は信用できる人です。半分以上実行している人は、仕事はできますが、いまいち信用できないところがある人です。それ以下は、信用できない人でしょう。」
4つ実行すると言ったら4つとも実行する人が信用できると思いますが、という返事がありました。
「有言実行の人でも、たまに言ったことを忘れて実行しない場合があるので、その分を除いてという意味でとって下さい。また仕事ができる人は、言ったことを忘れて実行し忘れることを避けるため、すぐに手配して実行する傾向があります。それも含めて判断すればよいでしょう。」
□メインサイト(木村宏一の人生相談)
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