人生相談(法事と供養)その2
前回の続きです。
その時期の霊は、私には色のついたリアリティのある姿で見えます。
生きていた頃の想いを引きずっているからです。
その後、あの世に行くと、少しずつ現世の想いを捨てます。
そうすると、色が抜けていくように見えます。
例えて言えば、亡くなられてまだ間がない方はカラーで見え、亡くなられて年数が経っている方はモノクロで見えるようになります。
亡くなられた方の法事を行うと、本人の霊が仏壇や位牌の周りに現れます。
そして、読経をあげて冥福を祈っていると、霊の色がだんだん薄くなっていくように見えます。
読経と祈りが、霊の現世への想いを減らし、あの世へ送る手助けになっているのを感じます。
(続く)
□メインサイト(木村宏一の人生相談)